本で見かけたこのCD、思わずジャケ買いしちゃいました!
気になったジャケの主はウォーホースといいます。
こんなジャケです
正直この紙ジャケCDを2月に買うまで、この人達について全く知りませんでした。
帯やライナー(ストレンジ・デイズの岩本さんが書いています。)の決め文句は、第一期ディープ・パープルのメンバー(初代ベーシスト)だったニック・シンパーが中心となって結成されたことと、稀代のアート・ディレクターであるキーフの手掛けたジャケットが目玉です。
肝心の音のほうは、パープルよりブルース志向で、ややプログレがかったハード・ロックといった感じ。
思ったより楽しめました。
正直なところ、パープルのベーシストと言えば圧倒的にロジャー・グローヴァーの印象が強く、彼は何といっても黄金の二期から現在までバンドのリズムを支え続けているので、ニック・シンパーて誰?とパープルマニア以外は思うでしょう。
私も、一期は「ハッシュ」しか知らないので、元パープル云々は後から付いてきたようなものです。
特筆すべきはこのアートワークの素晴らしさです。
キーフが手掛けたジャケットはどれも一級品で、その良さは紙ジャケになるとより一層際立ちます。
ジャケを広げると一つの作品になっています。
おかげで、キーフがデザインしたジャケ目当てで未知のアーチストのCDにも手を出すようになりました。
キーフが手掛けたジャケでメジャーどころの決定版は、やはりボウイの『世界を売った男』の
このジャケでしょう。
このアルバムは様々なジャケがありますが、ボウイの女装ジャケはキーフの仕事です。
やはり紙ジャケでこのジャケットを見たいですね。
今月以降もいくつか発売されますので、既に所有しているものも含めて、今後もキーフの仕事を不定期に紹介していきます。
次回から何回かに分けて、シンガー・ソングライターの紙ジャケCDを紹介していきます。