ドレラとはドラキュラとシンデレラを合成したアンディ・ウォーホルのニックネームだそうです。
アンディの死が、かつてのヴェルヴェット・アンダーグラウンドのメンバーの再会の引き金となりました。
1987年にアンディの追悼式で再開したヴェルヴェット・アンダーグラウンドのルー・リードとジョン・ケイルは、アンディの追悼作品を作る為に久々に共作します。
そして89年にアンディに捧げる共演コンサートを二人だけで行いました。
その時の模様を収めたのがこのLDです。
ジャケット画像はコチラ
まずは90年にアルバムがリリースされ、しばらくしてだされたこの映像は、より一層コンサートの様子が分かります。
初期のヴェルヴェッツはアンディのアイデアで、演奏に加えてパフォーマンスやスクリーン映像での演出がされたりと、トータルでアートとしてのステージでしたが、このコンサートでは二人だけのステージで、バックにセットされたスクリーンの効果的演出を観て、思わず初期のステージのことを想像させました。
そしてルーとジョンの息もぴったりで、二人が目で会話をしながら曲がはじまるのを観ると、それだけで興奮します。
この二人は当時日本でもコンサートをしており、行かなかったのが今でも悔やまれます。
このLDもなかなか見つけることが出来なかったのですが、先日紹介したヴェルヴェッツのLDと一緒に発見でき、またまた売った方に感謝です。
こちらの値段は630円(税込)で、実にいい買い物が出来ました。
こちらは『ソングス・フォー・ドレラ』の特殊ジャケCDです。
ルーの作品には海外別ジャケが多く、こちらの豪華仕様も当時リリースされたものを数年前に中古で1,000円と格安で購入出来ました。
次回は今頃になって格安で発掘できたボーナスCD付きBBCライヴを紹介する予定です。
そういえば彼もルーと深い関わりがあります。