今まで色々なジャケットを見てきましたが、このジャケットのインパクトが一番です。
当ブログのロゴ画像にこれを採用したのも、そういった理由からであります。
1960年にニューヨークで録音された『モージョ・ハンド』は、数あるブルース・アルバムの中でも上位に輝く屈指の名盤です。
ライトニン・ホプキンスの歌とギターを中心に、ベースとドラムのみというシンプルな構成ながら、物凄い迫力で聴き手を圧倒させます。
とにかくライトニンの声には暑苦しさを感じますが、またそれが癖になります。
恐らくこのタイトルにも色々な意味も込められていると思います。
ジャケのコブシが何かをイメージしているのでしょうが、その辺はご想像にお任せします。
98年に発売されたこちらの紙ジャケCDには、それまでのCDには収められていない同セッションでの未収録曲9曲追加されています。
もし今からこのアルバムを聴いてみよう、という方はこの紙ジャケはちょっと探せばまだ発売していると思うので、こちらの方をオススメします。
このジャケだけですとライトニンがどんな人か分からない方の為に、こちらのジャケに写っているのがそうです。
どうでしょう。このジャケからも暑苦しさが十分伝わるでしょう。
彼の作品は相当数出されていますが、まだまだ未聴な作品が多いので、これも気長に探していきます。
『モージョ・ハンド』は別に最近発掘したわけではないのですが、今回の記事で丁度100件目ということでしたので、ちょっとした区切りの意味も込めてロゴ画像で使っているこのお気に入り作品を紹介させて頂きました。
これからも様々なジャンルの作品を観たり聴いたり買ったりしたものを採り上げていきますので、この駄文にお付き合い頂ければ幸いです。
次回は最近購入した紙ジャケCDについて書く予定です。