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来日まで待てない!ジェフ・ベック祭りただいま開催中! そして遂に決定版の登場です! ヤードバーズを脱退したジェフがロッド・スチュワート、ロン・ウッド、ミック・ウォーラーと結成したジェフ・ベック・グループ(第一期)のハードなブルース・ロックが聴ける傑作です。 ジミー・ペイジ、キース・ムーン、ジョン・ポール・ジョーンズらによるオリジナル・レッド・ツェッペリンなどという夢のような話もあったようですが、結局は「ベックス・ボレロ」にその面影を残すのみなのが残念です。(最も、本気だったのかどうかは不明ですが。) 途中に入るキースの雄叫びはいつ聴いても痺れます。 ヤードバーズ時代の「シェイプス・オヴ・シングス」よりスローでブルージーに歌うロッドは、やはりカッコいいです。 キース・レルフの軟弱なヴォーカル(これはこれで好きなんですが)とは違い、パワーが溢れ小細工なしにグイグイと攻めまくります。 他の曲もブルースの改作やカヴァーが中心ですが、よく言われるようにこの手法はジミー・ペイジがゼップで完成させます。 「ユー・シュック・ミー」に至ってはゼップも演ってるので、どうしても比較されてしまいます。 ちなみに私はゼップのヴァージョンの方が好きです。 『トゥルース』収録曲が最初にCD化されたのは、『ベック・オラ』とシングル曲をまとめた形で89年に発売されましたが、事もあろうに「ブルース・デラックス」がカットされていました。(写真右) 途中に拍手が挿入された意味は良く分かりませんが、ジェフが雰囲気で入れたそうです。 今回の紙ジャケの目玉は、最新リマスターと8曲のボーナストラックでしょう。 私が今まで聴いていた上記写真のCDからは確実に音質は向上され、低音の迫力もバッチリです。 ボートラも必聴ですが、特に「ハイ・ホー」のファースト・ステレオ・ミックスは最後まで聴きましょう。 このアルバムは出来るだけ大音量で聴きたいものです。 ユニオンで購入したので、先着特典の初回帯もしっかりゲットしました。 これでジェフものの紙ジャケとしては、90年代のアルバムを除けばあとはあの延期続きの厄介な一枚だけになりました。 きっといつかは出るんでしょうが、ここまでくるとそんなに急がなくていいです。 個人的には、購入予定が落ち着きそうな8月以降を希望します。 次回はレアトラック収録のサントラを紹介する予定です。
by lonehawk
| 2005-05-25 00:30
| ROCK紙ジャケ
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