やっとBOSS紙ジャケから一枚だけ聴くことが出来ました。
今回のラインナップでは一番地味に思われているかもしれない『ネブラスカ』です。
『明日なき暴走』、『闇に吠える街』、『ザ・リヴァー』と実に分かりやすい傑作アルバムのあとに続く1982年にリリースされたアルバムです。
内容をひとことでいうならば、暗くて重い。
BOSSのギターとハーモニカだけで録音されているので、歌詞のテーマがより重くのしかかります。
やたらと殺人犯のことを歌っている作品が多いし、他の曲も労働者や家族のことがテーマになっていても闇の部分が描かれているし、辛うじてラストの「生きる理由」で僅かな希望が見えてきます。
PCのメディアプレーヤーで聴いたので音質の変化は良く分かりませんが、未リマスターながらも従来のCDよりはカッティングレべルは上がっているようです。
発売当時の帯に内袋まで再現されており、相変わらずソニーさんはいい仕事をしています。
ついでに先日いつもの古本屋でこんなものまで発見しました。
『ネブラスカ』のカセットです。
105円(税込)と投売り状態だったので思わず手が伸びましたが、カセットデッキがないので聴けないんですよね。
まあ、これはコレクターズアイテムということで。
多分7月頭には他のアルバムも聴くことが出来そうなので、いずれ紹介するかもしれません。
次回は最近の収穫から紹介する予定です。