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ウドーのHPに、今回のツアーグッズの情報がUPされていました。 実物を見てから判断しますけど、当日は色々買っちゃいそうで怖いなぁ。 そして既報ですが来日メンバーも発表されています。 ジェイソン・リベロ(key)、ヴィニー・カリウタ(dr)はスティングのツアーメンバーとして来日もしているそうで、他にも多数のミュージシャンと共演経験があります。 ピノ・パラディノ(b)は何といっても昨年のザ・フー初来日でのプレイが印象的です。 でもこの時期に来日しているということは、ライヴ・エイトに出るらしいザ・フーのベーシストは誰だろう?ドラムもザックじゃないのか? こっちもどうなるか気になります。 しかし・・・ここにもう一人ジミー・ホール(vo)が加わります。 この人は過去にジェフのアルバムにも参加しているのです。 『ブロウ・バイ・ブロウ』、『ワイアード』、『ゼア・アンド・バック』と続いたインスト路線から一転して、久々に歌モノのアルバムになりました。 ジミー・ホールは4曲で歌っていますが、はっきり言ってダメダメです。 「アンビシャス」は歌が良ければもっと評価がUPするのになぁ。 あの「OH~YEAH~」を聴くと何だか腹が立ってきます。 このアルバムが嫌われるもうひとつのポイントは、プロデューサーでしょうか。 元シックのナイル・ロジャース(5曲+ボートラ1曲)とアーサー・ベイカー(2曲)の仕事はいかにも80年代していて、軽く聴こえます。 ナイル・ロジャースとは、ミックの『SHE'S THE BOSS』にジェフが参加した縁からプロデュースすることになったのでしょうが、ジェフのサウンドにはマッチしなかったようです。 辛うじてジェフとの共同プロデュースで、ヤン・ハマー(synth)も参加している「エスケイプ」はカッコいいインスト作品に仕上がっています。 しかしこのアルバムの決定打は、何と言っても「ピープル・ゲット・レディ」です。 久し振りのロッドとの共演はインプレッションズの名作のカヴァーで、ジェフの鳴きのギターに絡むロッドのヴォーカルが最高です。 このアルバムより少し前に出されたロッドの『カムフラージュ』でも、素晴らしいプレイが聴けます。 『フラッシュ』の価値は、この2曲とジェフの見事なフィンガーピッキングが聴けるところにあります。 ジェフの紙ジャケのなかでもこれと『ギターショップ』はあまり人気がないのか、未だに店頭に残っています。 でも『フラッシュ』はともかく『ギターショップ』はかなりいい作品で、70年代のインスト期と90年代の『Who Else! 』を結ぶ傑作なので、今回の来日公演に行かれる方は未聴でしたら是非聴いてみてください。 そして次回は再びフロイドです。
by lonehawk
| 2005-06-29 00:30
| ROCK紙ジャケ
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