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クレイジー・ホースのリプリーズ期の音源をまとめたCDがライノハンドメイドからネット限定で発売されましたが、HPを見ると既に完売しているようです。 幸いなことに告知とほぼ同時に注文していたのでワタシは入手することが出来ましたが、たまにこういうことがあるとやはり気になるアイテムは早めにチェックしないと、と考えてしまいます。 この二枚組CDは、ディスク1に『CRAZY HORSE』と『LOOSE』のオリジナルアルバム二枚が丸ごと収録され、ディスク2に未発表だったスタジオセッションの模様と、クレイジー・ホースの前身ダニー&ザ・メモリーズのシングル曲が収録されています。 71年にファーストアルバムを発売した当初のクレイジー・ホースは、現在もニールと活動を共にしているビリー・タルボット(b)とラルフ・モリーナ(dr)、現在はEストリートバンドのニルス・ロフグレン(g)にかつてのスペクターサウンドの片腕ジャック・ニッチェ(p)、そしてダニー・ウィッテン(vo,g)の5人で活動していましたが、ファーストアルバム発売後にドラック癖の止まないダニーが脱退(72年11月に他界)、ニルスは自身のグループであるグリンの活動に専念、ジャックもアレンジャーとして本格的な活動をする為に脱退してしまいます。 ロケッツ時代の同僚ジョージ・ウィッセル(vo,g)と、グレッグ・リロイ(vo,g)、ジョン・ブラントン(vo,key)を新たに加えたクレイジー・ホースは、72年に『ルース』を発売し、リプリーズを離れる事になります。 その後もメンバーが代わったりはありますが、ニールとの活動に加えてクレイジー・ホース名義の活動もするようになります。 しかし初期のクレイジー・ホースといえばやはりダニー・ウィッテンの存在感がダントツで、特に後にロッド・スチュアートもカヴァーする「I DON'T WANT TO TALK ABOUT IT」は涙モノですね。 リプリーズ期のクレイジー・ホースのCDは日本でも2度CD化されていますが、恐らく現在は廃盤だと思うのでなかなか見かけることがないかもしれませんが、特にファーストの方は発見できたら是非聴いて欲しい一枚です。 荒っぽいロックの中にも歌心を感じることが出来る作品ですよ。 20日発売のアイテムがどうやら今日以降に我が家に届くようなので、聴けるようでしたら次回から紹介する予定ですが、実際はどうなるかまだ分かりません。
by lonehawk
| 2005-07-23 10:14
| 発掘音源・リマスター
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