昨日の激動の一日のお供をしてくれたのは、昨年発売されたキング・クリムゾンの結成から(一応)解散までの音源をまとめた4枚組CDボックスでした。
しかしディランの映画を観に行くのにクリムゾンのCDを用意していく自分って何だろう、と思いつつもこれのおかげで電車の待ち時間もそれ程苦になりませんでした。
ディスク1には69年から71年のスタジオ音源、ディスク2には69年から72年までのライヴ音源、ディスク3には72年から74年までのスタジオ音源、デイスク4には73年から74年のライヴ音源がまとめられ、ワタシのようなクリムゾン名義のアルバムは『宮殿』しか聴いていないモノでもクリムゾン(というかロバート・フリップ)の変遷が音を通じて感じ取れます。
特にオリジナルラインナップでのライヴ音源(ディスク2の前半)や、ディスク3,4でのハードなサウンドには『宮殿』だけでは分からないクリムゾンの姿が窺え、コレに手を出してしまったことで今まで遠回りしていたクリムゾン地獄にはまっていきそうな予感がしています。
これをいつもの古本屋で発見したのは過去に紹介した
『デジャ・ヴ』らと一緒の5月末でしたが、その値段が国内盤なのに1,950円(税込)という超ビックリ価格だったので、即座に購入した次第です。
その店舗には紙ジャケの『レッド』が2,300円で売られていたので、きっとそこの店員もこのボックスが何だか分からなかったのでしょう。
その後ユニオンを含めてこのボックスを中古で見ても、当然ながらこんな値段ではありません。
過去にもライノのサーフBOX(輸入盤)が4枚組みで950円(当時は税抜)で発見したりとホームラン級のアイテムに当たることはありましたが、昨年発売したばかりのA級アイテムを思わぬ形で発掘できたのは実にラッキーでした。
次回からは今月購入したアイテムからの紹介となる予定ですが、どれから聴いていこうかな。
過去のキング・クリムゾン関連記事
IN THE COURT OF THE CRIMSON KING AN OBSERVATION BY KING CRIMSON (ORIGINAL MASTER EDITION)
McDONALD and GILES (紙ジャケ)