紙ジャケフリーク待望のサンタナ5タイトルの発売日まであと10日となり、その予習とばかりに、つい先日記事にした
『サンタナ1st.』のレガシー・エディションを購入したら、すっかりサンタナのラテンロックの虜になってしまいました。
スタジオ録音で味わえる独特のグルーヴ感も抜群でしたが、ディスク2に収録されていたウッドストックでのライヴの模様は、正にサンタナの本領発揮といえる壮絶なものでした。
「初期の熱いライヴステージをもっと聴きたい!」と思っていたところに、実にドンピシャなアイテムが登場しました。
4月19日に『サンタナⅢ』のレガシー・エディションの国内盤が発売されました。
2枚組の内容は、ディスク1にオリジナルアルバムの音源9曲、3曲の未発表スタジオ録音、
「NO ONE TO DEPEND ON」のシングル・ヴァージョンの全13曲が収録され、ディスク2では映画『フィルモア最後の日』にも使用されたフィルモアウエストのさよならコンサートのサンタナのステージの模様(全11曲)が収録されています。
この時期のメンバーには、あのニール・ショーンが参加しており、カルロス・サンタナとの壮絶なるギターの応酬により、さらに厚みの増したラテンロックを聴かせてくれます。
当時ニール・ショーンは未だ15歳(!)というのが信じられないくらいのスーパープレイですね。
解説を読むと、残念なことに今作を境にバンドは一時解散に追い込まれ、新たなメンバーを集めてバンドを再構成することになるそうです。
そうして完成したのが1972年にリリースされた『キャラヴァンサライ』ということなので、この辺の変化は来月発売の紙ジャケで味わいたいと思います。
そしてニール・ショーンと同じくサンタナ・バンドを脱退したグレッグ・ローリー(key,vo)らが、後にジャーニーを結成します。