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1985年の暮れ頃に、それまで全く聞いたことのないMR.ミスターというグループの「ブロウクン・ウイングズ」という曲が全米1位になりました。 続けて1986年3月には彼らの「キリエ」という曲も全米1位を記録し、一躍MR.ミスターは世界中で脚光を浴びることに。 するとMR.ミスターの中心となっていたリチャード・ペイジ(vo,b)とスティーヴ・ジョージ(syn,sax)の二人は、かつてはペイジズという名前で活動をしていたというのが判り、その時は「ふーん、そうなんだ」程度にしか思っていませんでした。 1987年にMR.ミスター名義で3枚目のアルバム『GO ON』がリリースされましたが、ファーストシングル「サムシング・リアル」が30位以内に入る程度のみで、徐々に失速していきます。 そして4枚目の『Pull』という1989年頃に制作した作品が世に出ることもなく、MR.ミスターは解散します。 それからもリチャード・ペイジはソロを出したり、セッションや作曲活動を地道にこなしているそうです。 後にペイジズがAOR方面から絶大な支持を受けているというので、90年代初頭頃に東芝EMIから発売されていたペイジズ時代の3rdアルバム『ペイジズ』を聴いてみることに。 エアプレイなどでAOR関連ではお馴染みのジェイ・グレイドンがプロデュースを手掛けており、そのポップで心地良いサウンドやリチャードとスティーヴが奏でるコーラスワークにすっかりヤラレました。 それから随分月日が経ち、つい数ヶ月前にお馴染みの大型古本店を探索していた際に、このCDを発見しました。 ということで、1,000円(税込)にて購入しました。 当然といえば当然ですが、かつてパストマスターズのシリーズから出ていたCDよりもひとつひとつの音がクッキリとして聴きやすくなっています。 あ、そういえばソニーから出ていたセカンドアルバムも昨年紙ジャケで出ていたんだっけ。 まだ入手していなかったけど、今でも店頭に残っているみたいなので、もうそろそろ買っておこうかなー。
by lonehawk
| 2006-06-18 00:30
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