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そういえば最近純粋なエイティーズ作品の記事を全くアップしていなかったなぁ。。。 ということで、この間から何故か無性に聴きたくなって安値で売ってるところをあちこち探しまくって、ようやく250円(税込)で見つけたシンディ・ローパーの3rdアルバムを久々に聴きました。 このアルバム、しばらく色んな店のカス棚の常連だったはずなのに、何故か750円~980円くらいの売価設定をしている店ばかりだったなぁ。 でも、ソレくらいの値段で売っている店は大抵何枚も売れ残っていましたけど。 どこも売価設定を間違ってるんじゃあないかな? それとも、まさかアレを見越しての売価設定なのかも・・・。 (アレに関しては後ほど触れることにします。) 改めて説明するまでもなく83年にソロデビューしたシンディは、「ハイスクールはダンステリア」と「タイム・アフター・タイム」、「闇夜にシー・バップ」の特大ヒットを収録したアルバム『NYダンステリア』が世界中で売れまくり、続く85年には映画『グーニーズ』の主題歌もヒットし、さらには86年の2ndアルバム『トゥルー・カラーズ』からもタイトル・チューン含めた3曲が大ヒットと、とにかく何か出せば売れる状態が続き、マドンナと並ぶエイティーズ女性パフォーマーとしての地位を決定的なものにしました。 この勢いでWWF(当時)のリングにも上がったり各方面で大活躍している中で、1989年に3rdアルバム『ア・ナイト・トゥ・リメンバー』がリリースされました。 日本ではこれまでの作品と同様に受け入れられてヒットしましたが、本国アメリカではそれほどの成果を上げることができませんでした。 だからといって内容がダメかといえば決してそんなことはなく、ヒットはしなかったけどシングルカットされた「涙のオールナイト・ドライヴ」を筆頭になかなかイイ曲揃いで、シンディ好きなら確実に楽しめる作品です。 日本盤には、シンディ自身が主演した映画の主題歌にもなり、88年当時に何かのCMにも使われた「ホール・イン・マイ・ハート」がボーナス収録されています。 そして気になる"アレ"とは、このアルバムに参加したゲストミュージシャンです。 いずれのゲストのプレイも正直なところ地味目ですが、リック・デリンジャー(g)、ブーツィー・コリンズ(b)、CAMEOのラリー・ブラックモン(vo)、そして・・・。 エリック・クラプトン(g)までもが参加しています!!! ECは「インセキュリアス」という曲に参加していますが、そこでのシンディからのリクエストは「ホワイト・ルーム」みたいなギターで、ということだったようですが、その結果は・・・。 単なるお付き合いセッションみたいで、魂がこもっていないプレイに聴こえます。 なので、このアルバムはゲストのプレイ目当てだけではちょっと危険かもしれません。 シンディのファンは必聴ですけど。 ちなみにシンディは、その後のアルバムでも一見ミスマッチかと思えるゲストを迎えているので、コレに関してもいずれ触れる予定です。
by lonehawk
| 2006-08-31 00:30
| 魅惑のエイティーズ
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