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ちょうど一年くらい前にロッド・スチュアートの『アトランティック・クロッシング』を購入した際にアップした記事に、こんなことを書いていました。 このアルバムを聴いていたら今度は『ナイト・オン・ザ・タウン』と『明日へのキック・オフ』のリマスター盤も聴きたくなりました。 またどこかで安く発掘できないかなー。 どちらのタイトルともワーナーの『Forever Young』シリーズから国内盤が発売されていますし、輸入盤でも安く買えますが、どうせならもっと安く中古で見つけてやる!と決意してからしばらく経ちました。 そして先日、お馴染みの大型古本店のカス棚コーナーを探索していたら、 『明日へのキック・オフ』のリマスター国内盤を発見したので手に取って値段を見ると・・・。 なんと250円(税込)でした! さすがにこの値段だと、何も迷うことなく購入しました。 これで旧CDともサヨナラです。 ワーナー移籍後の『アトランティック・クロッシング』と『ナイト・オン・ザ・タウン』も名曲揃いでアルバムの内容も抜群ですけど、この『明日へのキック・オフ』もその点では負けていません。 収録曲 1 Hot Legs 2 You're Insane 3 You're in My Heart (The Final Acclaim) 4 Born Loose 5 You Keep Me Hangin' On 6 (If Loving You Is Wrong) I Don't Want to Be Right 7 You Got a Nerve 8 I Was Only Joking ルーズなギターリフとサウンド全体が抜群にカッコいい1、しみじみと聴かせるロッド得意のラヴ・バラード3、そしてラストの8がヒットしました。 そして元々はシュープリームスの代表曲である5は、当時のロッドのバンドメンバーだったカーマイン・アピス(ds)が在籍していたヴァニラ・ファッジがカヴァーした時のようなアレンジになっており、これもなかなかです。 ちなみに、ヴァニラ・ファッジからはマーク・スタインもバック・ヴォーカルでこのアルバムにゲスト参加しています。 他にも旧知のニッキー・ホプキンス(key)をはじめ、MG'Sのスティーヴ・クロッパー(g)、ジョン・メイオール(harp)、そしてデヴィッド・フォスター(key)など意外な顔触れもクレジットされていました。 プロデューサーは前2作でもお馴染みのトム・ダウドです。 そういえば間もなくロッドの新作が出るとか。 近3作ではアメリカのスタンダードソングをロッド流に歌いヒットさせてきましたが、今度は60~90年代ロック・クラシックスのカヴァー・アルバムだそうです。 以前からカヴァーの解釈には定評のある(もちろん?な解釈の時もありましたが)ロッドが今回挑戦する曲は、バッドフィンガーの「デイ・アフター・ディ」、ジョージ・ハリスンもカヴァーしたボブ・ディランの「イフ・ノット・フォー・ユー」、CCRの「雨を見たかい」などなど・・・。 最近のロッドとはご無沙汰でしたが、今回は一体どんな感じに仕上がっているのか久々に気になりました。
by lonehawk
| 2006-09-04 00:30
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