ロッド、ザ・フーの新作に続いては、当然・・・と行きたいところですが、その前にJ.J.ケイルについて振り返ってみることにしました。
水曜日の朝にめざましテレビを観ていると、クラプトンの最新インタビューにも同行していたのには驚きました。
だって、朝ワイドにJ.J.ケイルなんて実にミスマッチじゃあないですか。
しかし、伝説の云々という割りには全くJ.J.ついての言及はなく(まあ当たり前か)、下手をすると「このオッサン誰?」なんて思う人もいそうだし。
とりあえずは「コカイン」と「アフター・ミッドナイト」のオリジネイターということを知っていれば・・・。
J.J.のヴァージョンはこのベスト盤で両曲とも聴けますので、J.J.の入り口としてはコレが最適でしょう。
(国内盤はもう廃盤かも?)
ボソッと呟くような渋みのあるヴォーカルに、時折絡むリードギターにゆったりとした曲調というのが大体のパターンで、かなり独特の味がありますね。
70年代のクラプトンは当然ですが、ダイアー・ストレイツもJ.J.の影響が相当強いんじゃないでしょうか。
そして・・・。
レオン・ラッセルとデニー・コーデルが設立したシェルターから1972年にリリースされたのが、J.J.の1st.アルバム『ナチュラリー』です。
「アフター・ミッドナイト」は今作に収録されています。
このファーストと先に挙げたベスト盤を続けて聴いてみると、J.J.のスタンスは10数年も全く変わっていないことが分かりますね。
そのせいか、J.J.のアルバムはコノ2つしか所有していないくせに、妙に彼のスタイルを分かった気でいます。
果たして、J.J.とECの共演盤の仕上がりはいかに?
(続きは次回ということで。)