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イエスの初代キーボード奏者だったトニー・ケイが率いたバジャーのセカンド・アルバムである『ホワイト・レディ』が、数年前にソニーの洋楽秘宝館シリーズから世界初CD化されました。 この洋楽秘宝館のシリーズでは、数多くの埋もれた作品がCDとなって音楽ファンを喜ばせてくれましたが、今では廃盤になってしまったタイトルも結構多いようです。 どうやらこのCDも廃盤になったようですが、今だったらまだネット通販で買えるようなので、気になる方は無くなる前にどうぞ。 ちなみにワタシは、昨年の秋頃に渋谷のタワレコ店頭で普通に買いましたけど。 (中古でちょいプレ値を付けている店もあるので注意!) BADGER / WHITE LADY 01. A Dream of You 02. Everybody-Nobody 03. Listen to Me 04. Don't Pull the Trigger 05. Just the Way It Goes 06. White Lady 07. Be With You 08. Lord Who Give Me Life 09. One More Dream to Hold 10. The Hole Thing ということで、改めて『ホワイト・レディ』を聴いてみました。 旧邦題は『女と穴熊』って、随分とセンスがなかったんですね。 グループ名を邦訳して、ジャケの女性のイラストと引っ掛けたのでしょうか? 冒頭にも記したように、バジャーは元イエスのトニー・ケイが中心となったグループですが、この2作目ではヴォーカリストにあのジャッキー・ロマックスが参加しています。 そうです。あのアップルから華々しくデビューしたジャッキー・ロマックスで、ウッドストックで制作した『THREE』リリース後に英国に戻り、バジャーと合体しました。 今作では、曲も全部ジャッキーが書いています。 さらにプロデューサーにはアラン・トゥーサンが担当し、ファンキーでゴキゲンなホワイトR&Bサウンドを聴かせてくれます。 トニー・ケイ参加ということから、その筋のファンからは期待ハズレの駄作というレッテルを貼られていますが、純粋にホワイト・ソウルの作品として聴くとなかなかです。 このアルバムのもうひとつの目玉は、6曲目にゲスト参加したジェフ・ベックの存在でしょう。 ちょい短いけど間奏で聴けるギターソロもなかなかで、ジェフのファンでしたらコレだけ目当てで買っても満足ですね。 でも・・・。 (この流れでなぜか次回に続く?)
by lonehawk
| 2007-01-25 00:30
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