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(前回より続きます) でも、やっぱりバジャーと言って真っ先に挙がるのはコチラでしょう。 BADGER / ONE LIVE BADGER 1. Wheel of Fortune 2. Fountain 3. Wind of Change 4. River 5. The Preacher 6. On the Way Home 実際は同ツアーで『イエスソングス』のレコーディングをしており、そのついでにジョン・アンダーソンが好意で録音機材を貸してくれたそうで、まだ結成間もないのにファースト・アルバムがいきなりライヴとなった裏には、こんな事情もあったようです。 しかも天下のアトランティックからのリリースですし、やはり持つべきものは昔のイイ友達なんでしょうか。 80年代のチャート上では一番成功した時期のイエスに復帰もできたし、どこか控え目な性格が好まれるのかもしれません。 (プレイもウェイクマンやモラーツよりも控え目ですが) ちなみにイエスのオリジナル・ギタリストのピーター・バンクスは、イエス初期のBBCライヴ音源がCD化された際のライナーノーツで、後任ギタリストのスティーヴ・ハウのことをボロクソに言ってましたけど・・・。 あ、話題が逸れました(苦笑)。 元イエスのトニー・ケイのバンドだからといってバリバリのプログレ路線でもなく、でもその筋のファンにも満足してもらえる熱気溢れるハードロック色の強いサウンドです。 グループの名目上の看板はトニー・ケイでしたが、どうやらサウンドの実権はそうではなかったようで、だから自らが結成したグループの割りに2枚の作品の音楽性が一貫していないのかも? この紙ジャケが出たのは今から3年くらい前ですが、ゲイトフォールド・カヴァー内側の飛び出す穴熊もシッカリと再現されているので、ジャケの出来もグッドです。
by lonehawk
| 2007-01-26 00:30
| ロジャー・ディーンのジャケ
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