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早いもので、9月ですねぇ。 来週にはいよいよ例のリマスター盤が出ますが、既に凄く話題になっているようだし、コンビニやら本屋の店頭やらでも予約を受付しているなど、さすが…としか言いようがないっす。 ひとつ気になったのが、数店で9月9日0時に世界最速販売などと謳われるってことは、普段みたいに発売日前日(今回の場合は8日)は未だ店頭に出さないってこと? まあ、どのみち店頭じゃあ買わないで通販で予約済みなんだけど、なんか妙に気になったので。 そろそろ本題に入りましょうか。 梶芽衣子祭もご本人にお会い出来たので、とりあえずは一段落(まだネタはあるけど)ということにして、そろそろ別の東映作品を観ようかと手にしたのは、女番長シリーズ第6弾として1974年1月に劇場公開された『女番長 タイマン勝負』です。 今作は池玲子の単独主演。 どうやら桂子(池玲子)は姉の受けた仕打ちの怨みを晴らすべくヤクザ・大島(お馴染み安部徹)の部屋へ侵入したようですが、コレまでの池玲子作品では観られないカジュアル過ぎる服装に先ずは驚き(笑)。 最初はスペードの美和(藤山律子)なる女番長を中心にイビリとかを受けつつも、美和の出所後からは徐々に逞しく女番長ぶりを発揮して無事に出所。 ココで以前ズベ公仲間だった幸恵(須藤リカ)と、ホステス生活から逃げ出して幸恵と一緒にツルんでいた節子(一の瀬レナ)や、ヒッチハイクで捕まえた自動車修理工の健一(成瀬正孝)などと出会い、何だか今後の展開に繋がりそうな気配。 ああ、そうかい…とガッカリするものの、ヒマワリ会としてはコケにされた感にムカついたようで、桂子と絵里はタイマンを張ることとなり、結果は桂子の勝ち。 今後ヒマワリ会は桂子をアタマとして活動することになるものの、絵里はソコには加わらずにはるみ(田島晴美)と共に別行動することに。 コノ時点ではまだ表向きには出ませんが、何か絵里とも関係があるみたいっす。 実は前半に桂子らが会っていた健一(成瀬正孝)と結婚して一緒に自動車工場を経営しているようで、ココにもヤクザが絡んで…。 以降は黒木と絵里の関係やら、健一とヤクザの攻防などを経てクライマックスへ。 鈴木則文監督時代の初期に見られたような破天荒な展開はスッカリ影を潜め、主人公以外のズベ公達にもスポットの当たるチョットした青春群像劇みたいに描かれていますが、ソレはソレで見所満載。 もちろん主演の池玲子の魅力も満開なので、ソッチを楽しみに観ても楽しめるというゴキゲンな一本でしたね。
by lonehawk
| 2009-09-01 22:30
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