2月にソニーより発売されたシンガー・ソングライター紙ジャケシリーズから、今回はエリック・アンダースンの名盤『ブルー・リヴァー』を聴きました。
ジャケット画像はコチラ
1972年に発売されたこの作品は、特にシングルヒットがあるわけではありませんが長く親しまれた作品です。
私もかなり前に発売されたプラケ盤時代から愛聴していたので、紙ジャケで出されたときにいずれは手に入れようと思っていました。
そんな時に先月に中古未開封品を1,500円の10%引き1.350円で発見し、購入しました。
音の基本はエリックのギターやピアノの弾き語りを中心に南部サウンドの味付けがなされ、歌を生かした仕上がりは聴いていて心地よいです。
シンガー・ソングライター好きの方で、また未聴でしたら確実に気に入ることでしょう。
ちなみに彼も以前紹介した映画『FESTIVAL EXPRESS』のツアーに参加しており、未発表映像が海外盤DVDに収録されているので、国内盤が発売されてもきっと収録されることでしょう。
このアルバムにも、ツアー直後に書かれた「パールズ・グッドタイム・ブルース」という『パール』録音直前のジャニスに捧げた曲も収められています。
他にも従来の国内盤に未収録だった2曲の未発表曲が追加されています。
99年にリマスターされたレガシー盤と同内容だそうですが、以前の国内プラケ盤よりも録音レベルも上がり、くっきりとした音に仕上がっています。
私は同内容でも、ジャケの質感も解説も非常に優秀な国内盤の方がオススメです。
英語力に自信がなければこの解説は絶対に役に立ちますし、すんなり詩の世界に入れます。
ソニーさんの素晴らしい仕事振りに敬意を表します。
次回こそは今月の発掘モノを聴いてみようと思っています。
まだまだ聴きそびれているブツがありますので。