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このGW期間中に今日だけが唯一休みらしい休みなので、最近買ったけどまだ聴いていないCD(厳密には過去に聴いたことがあるものばかりなんですけど)でも聴こうかと思ったのですが、先日レンタルショップから借りたDVDの返却期日が今日だったので、まずはこれを観てからということにしました。 DVDのパッケージ画像 うちの近所のレンタルショップには最近音楽ソフトが増えており、買わなかったけどちょっと気になったタイトルがあったので3本ほど借りてきました。1本目はフリートウッド・マック初期の中心人物で、ブリティッシュ・ブルース・ロック・シーンを語るときに欠かすことの出来ないピーター・グリーンが2003年に行ったライヴ映像です。 ショップの棚を見た時に「なんでこんなモノがレンタルに?」と思いつつも、借りてみることに。 約二時間ライヴが収録されており、前半がアコースティック・セットで、ロバート・ジョンソンの曲を中心に、ラストには「アルバトロス」を演奏していました。 休憩後のエレクトリック・セットでは、ピーター得意のエルモア風の曲から復活後の曲を中心に、時折「レッド・ルースター」等のカヴァーも交えつつブルースブレイカーズ時代の「スタンブル」や、アンコールではマックの「ブラック・マジック・ウーマン」も聴け、かなり充実した内容でした。 復活後にジャパン・ブルース・カーニヴァルで来日した際にクラブチッタでナマ体験した時は、ピーターが目の前にいるだけで満足でしたが、正直なところ演奏はもうひとつなところもありました。 しかし、このライヴでは中心にしゃしゃり出るわけでもなく、グループの一員としての役割に徹し、周りのメンバーもしっかり脇を固めつつピーターを中心に出す理想的な形になっています。 細かいところでは、ピーターの数少ないMCの時のマイクの調子が良くなかったり、それがアンコールまで続いたりしますが、全体のデキはかなりいいです。 ライヴ終了後にはサイン会があります、なんてうらやましいアナウンスも。 日本でも是非やって欲しかった! ちなみに私が行ったクラブチッタでは、その日のトリだったバディ・ガイが演奏中に観客に延々にサインしまくっていましたが。 正直なところ、復帰後の彼の作品は全く聴いていなかったのですが、この映像を観てからはこんどショップで目にしたら買ってみようか、という気にさせられました。 次は引き続きレンタルショップで借りた音楽映画について紹介します。
by lonehawk
| 2005-05-03 16:00
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