待望のスティーヴィー・ワンダーの新曲です。
もう間もなく最新アルバムも発売されます。
CDシングルのジャケットはこんな感じです
最初に聴いた瞬間に、おお!ファンキーなスティーヴィーが帰ってきた!と感じました。
いきなりブイブイとキーボードが鳴り響き、そこにプリンスのギターが絶妙に絡み合います。
バックのコーラスにはアン・ヴォーグ(今は何人組かは知りませんが)の面々も参加していますが、プリンスのギター以外は全てスティーヴィーが演奏しているようです。
どこかの記事で「70年代のスティーヴィーが帰ってきた!」というのを見て、これはさすがに言いすぎではないか聴く前は思っていましたが、確かに音自体は『トーキング・ブック』の頃に通ずるものもあります。(特に「迷信」に近いです。)
これで大体新曲のイメージが想像できるのではないでしょうか。
但し歌詞の内容もスティーヴィーらしく、政治・人種差別・戦争・ドラッグ・DVなど世の中の問題に対して、皆が自らの行動に責任を持て、僕の言っていることは間違っているか?という問いかけをしています。
このところゲスト参加が多く、スティーヴィーもすっかり円くなったのかと思いきや、相変わらずの攻撃的な姿勢には頭が下がります。
これで新作にますます期待できますね。
ひとつ難を言わせて頂くと、このCDは4ヴァージョンが収録されているのですが、ラジオ・エディットとアルバム・ヴァージョンはいいとしても、後半のQ-TIPをフューチャーしたリミックス2ヴァージョンは余計な気がします。
なので前の2曲ばかり繰り返し聴いています。
次回は紙ジャケCDを聴いてみる予定です。