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ここ最近はザ・フー周辺の動きが実に慌ただしくなっています。 ピートにジョンにキースのソロアルバムの紙ジャケ化、ミュージカル『TOMMY』の国内上映、噂の新作にワールドツアーなどなど・・・。 その流れからか、昨夜(今朝か?)はトリノ開幕を向こうに回して映画版『TOMMY』が放映されてるし。 そういえば昨年末には関連DVDも幾つか発売されていました。 当時はザ・フーとしての活動は89年の再結成ツアーを最後に休止していた頃ですが、その中でもピートは89年に『アイアン・マン』、93年に『サイコデリリクト』などコンセプトアルバムをソロ名義で発表していました。 これも今にして思うと『ライフハウス』の幻影からの副産物だったのかもしれませんが、正直なところはこれを聴くならザ・フー名義の作品をもっと聴いた方が・・・と思ってそれきりでした。 今我が家のCD棚をチェックしたら、その辺のCDは見事に消えていましたね(笑)。 辛うじてLDだけは残ってましたが・・・。 ちなみにこのDVDはLDとライヴの素材は同じですが、dts 5.1ch収録と、ピートの最新インタビューが追加されています(DOLBY 5.1chは収録されていません)。 このライヴでピートのバック・ミュージシャンは、ブリティッシュ・ロック好きなら目を惹く面子がズラリと揃いました。 ドラムにはサイモン・フィリップス、ギターには一部ソロ名義作品が間もなく紙ジャケ化される(出す時期が違う!との声もありそうですが)アンディ・フェアウェザー・ロウ、ベースにピノ・パラディーノ、キーボードにはラビット、ヴォーカルにはビリー・ニコルスなんて名前もあります。 正直なところ内容はそう何度も観返すものではありませんが、ピートの創作意欲が全く衰えていないことだけはハッキリと分かりました。 そうでないと後のライフハウスのプロジェクトや、ザ・フー再始動もなかったでしょう。 そして当然来日もなかったと思うと・・・、ピートには感謝しなければなりませんね。 ところで今回のピートのソロアルバム紙ジャケ化ですが、いずれは買うでしょうがとりあえずは様子見ですね。 どうやら『現人神』は実現出来なかったようだし、そう直ぐに店頭からなくなるものでもないでしょうし。 ちょっとホッとしている部分もあるかも(笑)。 ワタシがピートのソロでオススメするのは、ロニー・レインとの『ラフ・ミックス』か、スクープ3部作でしょうか。 あ、キースのソロだけは早めに押さえますよ、念のため。 これからしばらくは『我が家の棚からひとつかみ』(サンデー・ソングブック風?)ネタ中心になりそうです。
by lonehawk
| 2006-02-11 10:00
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