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昨年末に『レッド・ローズ・スピードウェイ』紙ジャケを発見したのをキッカケに、これまであまり聴いていなかったポール・マッカートニーのソロ作品を改めて聴いてみようと思ってから数ヶ月が経ちました。 本当は紙ジャケにこだわって集めようとしたのですが、最近中古で見かけると軒並みプレ値で売られており、「こんな値段じゃあなぁ・・・」と半ば収集を諦め気味になっていたところ・・・。 先週聖蹟桜ヶ丘にある大型古本店を探索していたところ、このCDを発見しました。 1975年にリリースされた『ヴィーナス・アンド・マース』をカス棚で見つけ、一応手にとってみました。 ケース裏面を見ると1990年12月に発売された国内盤CDのようで、値段は250円(税込)でした。 紙ジャケを6,000円出して買うんだったらとりあえずコレを聴いてみて、気に入ってからまた安く紙ジャケを探すことにしようと自分に言い聞かせて購入することに。 もしかするとポール来日の際に紙ジャケ再々プレス!なんてこともあったりして・・・、などと勝手な想像をしてみたりもしました。 そういえば『THE CAPITOL ALBUMS VOL.2』の国内プレス盤発売予定が6月になっているのは、もしかして来日40周年にでも引っ掛けているんでしょうか? それともまさかポール来日記念盤なんてことは・・・。 すいません。話が脱線しました。 で、この『ヴィーナス・アンド・マース』ですが、「ヴィーナス・アンド・マース~ロック・ショー」で幕を開けるショウ仕立てのコンセプトを基に充分に時間を掛けて作られ、緻密で統一感のあるサウンドは実に素晴らしいです。 全米で1位を獲得した「あの娘におせっかい」もコレに収録されています。 ただ、こうしたコンセプトアルバムがCD化された際に追加収録された3曲のボーナストラックが何だか余計です。 普段はこうした音源を聴くと得した気分になるのですが、いくらアルバムのレコーディングとほぼ同時期に作られた曲といえども、アルバムそのもののコンセプトの視点がぼやけてしまう様に感じました。
by lonehawk
| 2006-04-17 00:30
| ヒプノシスのジャケ
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