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ここまでくるのに随分と長い期間がかかりましたが、ようやくGTRの紙ジャケが最新リマスターを施して発売されました。 GTRに関しては、かつて手放したプラケCDを買い戻した時にどんな感じかサラッと書いているので、今回は紙ジャケの仕様についてチェックしていきましょう。 今回の紙ジャケはクリムゾン3度目の紙ジャケを発売したWHDエンタティンメントから出されました。 当初はBMG JAPANから発売されるとのことでしたが、リリース予定を組んでからBMGに権利がないことが発覚するなどという何ともお粗末な理由で予定から消えてしまい、今回も本当に発売されるのかが不安でした。 無事に発売されましたが、定価2,625円(税込)は正直やや高いかなー、とも感じます。 細かくて読みにくいけど、歌詞については国内解説でもフォローされていませんし、当然ながら訳詩など付いていません。 (20年前のCDには両方ともあったのに。それとも歌詞なんてどうでもいい?) レーベル面はこんな感じですが、ジャケにもレーベルにもArista表記はありません。 この辺がBMGから出なかった理由と何か関係がありそうですけど、まだこれくらいだったらイイでしょう。 1986年の発売当時にはソニーからLPも発売されてたはずですが、何故か擬似帯とHPでは表記されてますね。 ポスターのミニチュアは再現できたのに、この辺も何か理由でもあるのでしょうか。 (実際のアナログ盤帯の現物が良く分からないので、細かい言及は出来ませんが。) そして帯に輝く2006年リマスター・ヴァージョンの文字ですが・・・。 期待して聴いてみました。 実はこのCDを聴く前には、本日再発された別の紙ジャケ(明日にでも記事にする予定です)をヘッドフォンを用いて大音量で聴いていました。 「うーん。さすがに演奏もヴォーカルもなかなかの迫力だなぁ。 さて、次はGTRを聴くか。おお!2006年リマスターか。どんな感じだろう?」 プレーヤーにGTRのCDをセットし、再生してみると・・・。 アレ?これで最新リマスターなのか? 何か以前のCDから大した変化がないんだけど。 ちなみに帯に書かれている他にリマスターに関するクレジットは一切ありませんので、どこでどういう仕事をしたのかも分かりません。 何だか腑に落ちないところばかりですが、今はただ「またやったかWHD!」の言葉しかありません。 せっかくフリップのソロで汚名を挽回したとばかり思っていたのにねぇ・・・。 こんな仕事ばっかりだと、いずれユーザーから見放されますよ。
by lonehawk
| 2006-09-06 00:30
| ROCK紙ジャケ
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