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(前回から続きます) パトゥのアルバムを聴いていたら、「アレ?」と思ったところがあったので、昨年末に購入したテンペスト紙ジャケを引っ張り出してみました。 海外では元々Sanctuaryから同様のセットが発売されており、コレをアルカンジェロが国内発売の際に紙ジャケ化しました。 (ちなみに輸入盤だと2枚組で、大体2千円くらいで買えます。) で、何故コレがパトゥと関連があるかといいますと、テンペストのセカンドアルバム『LIVING IN FEAR』(写真右奥)にオリー・ハルソールがギタリストとして参加しているからです。 改めてライナーを読むと確かにパトゥのことも書いてあるし、ディスク3のBBC音源でハルソールを紹介する際に、シッカリと「パトゥの云々~」と英語で紹介されていました。 しかもオリー・ハルソールは、アラン・ホールズワースの後任としてテンペストに加入するほどギタリストとして評価されていたんですねー。 極めつけは、この二人のギタリストがほんの一瞬だけ同時にグループに在籍しており、それがディスク3のBBCライヴ音源で存分に楽しめることです。 ホールズワースのスーパーテクと、ハルソールのプレイの絡み合いは実に素晴らしく、その極めつけは15分にわたる「BROTHERS」で聴けますよ。 こんな凄い音源を残したBBCに感謝します。 最初にテンペストに興味を持ったのは、昨年紙ジャケを買って見事にハマッたコロシアムの流れを汲むバンドだったからです。 コロシアム解散後のジョン・ハイズマン(ds,per)がアラン・ホールズワース(g,vl,key)らと結成した、ということで聴いてみると、これまたコロシアムに負けず劣らずカッコよかったので、このヴォリュームで5,250円(税込)は決して高くなかったですね。 (と言いつつも、買ってから記事をアップするまで随分とかかってますが・・・。) 未発表曲集はついでに紙ジャケされたからデキはともかくとして、ファースト(写真手前)の変則ジャケや、セカンドのギミックも見事に再現されているので、満足度も高いです。 それにしても、コロシアムからテンペストを聴いたらパトゥに辿り着いたり、コロシアムを脱退したデイヴ・グリーンスレイドはグリーンスレイドを結成するし、テンペストの初代ギタリストだったアラン・ホールズワースは後にUKに加入するしで、どこで繋がってるか分からないもんだなぁ。。。 TEMPEST / UNDER THE BLOSSOM - THE ANTHOLOGY Disc 1 "Tempest" 1 Gorgon 2 Foyers of Fun 3 Dark House 4 Brothers 5 Up and On 6 Grey and Black 7 Strangeher 8 Upon Tomorrow Disc 2 "Living In Fear" 1 Funeral Empire 2 Paperback Writer 3 Stargazer 4 Dance to My Tune 5 Living in Fear 6 Yeah, Yeah, Yeah 7 Waiting for a Miracle 8 Turn Around Disc 3 1 You and Your Love 2 Dream Train 3 Foyers of Fun [BBC Session] 4 Gorgon [BBC Session] 5 Up and On [BBC Session] 6 Grey and Black [BBC Session] 7 Brothers [BBC Session] 8 Drums Away [BBC Session] 9 Strangeher [BBC Session]
by lonehawk
| 2006-10-04 00:30
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