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1986年の夏に発売され大ヒットを記録したこの作品にも、クラプトンは参加していました。 なんだか意外な気もしますが、ライヴ・エイドでの共演がキッカケだったのかなー。 前年にリリースされた「セイ・ユー・セイ・ミー」が世界的に大ヒット(米1位)しましたが、アルバムの方は当初の予定から若干遅れてリリースされました。 そしてアルバムの冒頭を飾る「ダンシング・オン・ザ・シーリング」(米2位)をはじめ、「愛に抱かれて」(米9位)、「バレリーナ・ガール」(米7位)と順調にヒットを飛ばしましたが、続く「セ・ラ」は米20位と振るわず、ソロデビュー以来の記録だった連続トップ10ヒットが13曲で途切れてしまい、そのせいかどうかは分かりませんが、次の新曲まで6年も待たされることになりました。 でも、このアルバムを発表した頃のライオネルの勢いは凄まじく、1987年に来日した時の公演場所は何と今は亡き後楽園球場で、その模様は録画ながらも日テレのゴールデンタイムで放送もされました。 実はワタシもこの場に参戦していましたので、かなり思い出深いんですね。 で、本題のクラプトン参加曲は、7曲目に収録されている「トゥナイト・ウィル・ビー・オールライト」です。 ライオネルはクラプトンとの共演を非常に喜んでいたらしく、賛辞の言葉がインナーに書かれていました。 アップテンポで軽快なコノ曲の間奏とラストの方でクラプトンのギターソロが聴けますが、プレイとしては普通でしょうか。 でもクラプトンのギターソロだけで曲の雰囲気がガラリと変わりますね。 そういえばライオネルのこのアルバムに参加したミュージシャンのクレジットを見ていると、後にクラプトンのツアーメンバーになるネイザン・イースト(b)とグレッグ・フィリンゲインズ(key)も名を連ねており、グレッグとECは共演もしています。 ちょうど二人は1986年のツアーからクラプトンのバックを担当していることから想像すると、ここでの繋がりがキッカケだったりして(真相は不明ですけど)。 他にも「セイ・ユー・セイ・ミー」でスティーヴ・ルカサーがギターを弾いていたり、さらにはシーラ・Eやデビュー前のリチャード・マークスなどの名前もありました。
by lonehawk
| 2006-11-08 00:30
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