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一時期アメリカン・ルーツ・ロックの作品を何でもかんでも聴いていた時期があって、この作品もソノ手の特集でよく掲載されていたので気にはなっていたものの、なかなか入手する機会がなく現在まできていたのですが、この間近所のDUにてVIVIDから出ていた帯付国内仕様の中古品が1,890円(税込)で売られていたのを見て、ちょうど1割引になっていたこともあって購入することにしました。 そういえば、このアルバムがレココレの70年代ベスト100にランクインされていたのには、正直驚きでしたね。 まあ、ソレが余計に今作を聴いてみたくなったキッカケでもありましたが。 NORMAN GREENBAUM / PETALUMA 01. Grade A Barn 02. 5 Pennies 03. Dairy Queen 04. Campin' 05. Petaluma 06. Country Lad 07. Day The Well Went Dry 08. New Dead Shrimp Blues 09. Crazy Over You 10. Japanese Silky このアルバムは収録時間が25分くらいと短いのですが、ルーツ・ロック好きにはたまらない内容ですね。 アコースティック楽器を中心としたドラムレスな編成で、農場での生活をそのまま歌にした感じです。 参加アーチストもその手のサウンドに強い面々が揃い、ライ・クーダーは必殺のスライド・ギター(07)はもちろんのこと、01と05と08では素晴らしいマンドリンを聴かせてくれるし、MSQのサイラス・ファーヤーはウクレレで04に参加、バタフィールド・ブルース・バンド~QMSのマーク・ナフタリンはアコーディオンで02に、そしてジム・クウェスキン・ジャグ・バンド(ジェフ&マリア・マルダーが参加していたことでも知られている)からフリッツ・リッチモンドがウォッシュタブ・ベースやジャグを聴かせてくれます。 一発でガツンとくる作品ではありませんが、長く楽しめるアルバムであることは間違いありませんね。
by lonehawk
| 2007-07-14 19:30
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